今回は東京ガーデンシアターの各施設の紹介、座席からステージへの見え方などを写真を交えてご紹介します。
2021年の年末に私の応援しているスターダストのアイドルグループ「私立恵比寿中学」の年末ライブが東京ガーデンシアターにて開催されました。
私立恵比寿中学は去年もこちらの東京ガーデンシアターで年末ライブを開催しており、2年連続で私は参戦しました。
私立恵比寿中学については詳しく今度記事にしたいと思います。
さて話は戻り、東京ガーデンシアターですが2020年にオープンしたばかりでまだまだ情報が少ない会場です。
やはりライブ参戦となると
座席からのステージの見え方はどんな感じ?ステージはしっかり見える?
と気になる方が多いと思います。
今回は東京ガーデンシアターの各座席について紹介&解説をしていきます。
- 各フロアーと座席からステージがどのように見えるか?
- 座席と施設の紹介
それではどうぞ!
東京ガーデンシアターとは
東京ガーデンシアター(とうきょうガーデンシアター)は、東京都江東区有明の有明ガーデンに2020年に開業されました。
最大収容人数約8,000人、着席型では最大収容人数は約7,000人収容可能な劇場型のイベントホールです。
建築的に特徴的なので有名建築家が設計しているのかと思いましたが、こちらは竹中工務店が設計施工をしています。
有明ガーデンは住友不動産が手掛ける都市プロジェクトで建設された大型複合施設の一つで、ホテル、ショッピングモール、露天風呂付温泉なども同施設にあります。
その中で日本武道館と同じ規模のコンサート、イベント会場として建設されたシアターが東京ガーデンシアターです。
観客側としてはあまり関係ないのですが、当日の設営で当日の本番と撤去が可能な珍しいシアターでもあります。
そのため平日に使用されることも多い劇場です。
そしてすぐ傍には劇団四季の劇場もあり、大型タワーマンションも建設されていたりと最近注目されているエリアです。
有明ガーデンのショッピングモールではその当日にライブが行われるアーティストの音楽を流してくれており、ライブ前のショッピング中とてもテンションが上がります。
東京ガーデンシアターまでのアクセス
住所:〒135-0063 東京都江東区有明2丁目1−6
電車でのアクセス
ゆりかもめ「有明」駅から 徒歩:(2B出口)約5分 ゆりかもめでは新橋駅から有明まで24分程度,片道360円かかります。
ゆりかもめ 「有明テニスの森」駅 徒歩:(2A出口)約6分 ゆりかもめでは新橋駅から有明テニスの森まで25分程度,片道390円かかります。
りんかい線「国際展示場」駅 徒歩:(A出口)約7分 りんかい線では大崎から「国際展示場」まで14分程度、片道340円かかります。
私はりんかい線とゆりかもめ、共に使用してアクセスしたことがありますが「有明」駅を利用するのがおすすめです。
国際展示場からだと少し道が複雑でわかりづらいです。
車でのアクセス
車では
- 台場ICから約6分
- 臨海副都心ICから約5分
- 有明ICから約5分
になります。駐車場は有明ガーデン専用駐車場があります。
駐車台数は全部で1800台あり、買い物の金額に関わらず、入庫後1時間無料です。
最大料金は入庫後24時間2,000円になります。
東京ガーデンシアター 入場
東京ガーデンシアターに到着するとすぐに入場の案内が見えます。
バルコニー席の人はホテルとシアターの脇からも入場することもできます。
写真に「アリーナ席→」とありますが、こちら側からもバルコニー席へは行くことが可能です。
こちらが正面入り口になります。このシアターの良いところは、屋外に大型屋根が設置されているので雨の日でも濡れずに正面入り口前で待つことが可能なことです。
目の前にショッピングモールもありますので、開演前に買い物も楽しむことができます。
バルコニー席はエスカレータをあがり3階へ。
エスカレーターを上がると、東京ガーデンシアターのバルコニー席入り口が見えます。
このシアターの脇には天然温泉「泉天空の湯」があり石鹸のにおいなのか?とてもいい香りが漂ってきます。
シアターの5階からこの温泉へ直接アクセスもできます。
東京ガーデンシアター 座席と各座席から舞台への見え方
東京ガーデンシアターは大きく二つに分けて「アリーナ席」と「バルコニー席」があります。
バルコニー席はいわゆるスタンド席のことです。
バルコニー席はアリーナ席の周りに3層で円弧状に配置されており、オペラ劇場のような作りです。
そしてどの席からもステージが見やすい前方にせり出した立体的な客席です。
こちらのシアターはアリーナ形式が多い他の類似施設と差別化されて作られおり、他の会場よりもアリーナ席は少し少なく固定席が多い劇場型のシアターです。
建物の構造上
- アリーナ席は2階
- 「バルコニー1階席」は3階
- 「バルコニー2階席」は4階
- 「バルコニー3階席」は5階
になります。
このバルコニー席の特徴は
各ブロックの1列目は着席指定のレギュレーションがあることです。
アリーナ席
今回私はバルコニー席でしたのでアリーナ席へ降りることができませんでしたが、バルコニー席1階(建物の3階)から撮影したアリーナの写真が以下になります。
アリーナ席の最前は舞台から5m以上は離れているようです。
後ほどバルコニー席の写真で解説しますが、アリーナ席のほうがバルコニー席より前席との距離があります。
アリーナのブロック分けはこちら
今回のライブはXA~XCブロックはありませんでした。
おそらく感染防止のためだと思います。
そのためかアリーナ最前はステージからの距離が少しあるように見えます。
アリーナ最後方からステージまでの距離は36mあります。
バルコニー1階席から舞台への見え方
バルコニー1階席は建物の3階にあります。
外からのエスカレーターからあがりすぐにバルコニー1階席になります。
バルコニー1階席の前方はアリーナ後方より断然見やすいです。
ステージもとても近く見えます。
1階バルコニー席の1列目でセンターブロックのD,Eブロックは本当にステージが見やすいです。
1階バルコニー席の前方列はアリーナ席後方列も断然「良席」です。
ただ、各バルコニー席の前列はとても良く見えるのですが、上の階の屋根がある後方の席だと屋根の圧迫感がとてもあり少しステージが見辛いです。
バルコニー2階席から舞台への見え方
バルコニー2階席は入り口を入ってすぐエスカレーターがあるので、それを登って行きます。
2階席のR側の座席表はこちら。
1階と2階のバルコニー席は座席表をみてもわかる通り端側のブロックにいくにつれ、ステージ側にせり出していきます。
ドームや普通のコンサートホールよりはステージが見やすく設計されています。
扇型状で椅子が配置されておりどの席に座っても比較的ステージが見やすいと思います。
私が座った席が2H-7-15でした。出演アーティストの顔の表情は見えないものの、ステージ上のアーティストの動きはしっかりと観ることができました。
バルコニー3階席から舞台への見え方
バルコニー3階席もバルコニー2階席からのエスカレーターを上がって行きます。
3階は実質5階ですのでステージまでの距離はかなりあるかと思っていましたが意外に近く感じます。
東京ガーデンシアターはステージから3階後方の座席まで54mしかないそうです。
日本武道館では60m強、横浜アリーナ、大阪城ホールは80m超と他のシアターやコンサートホールよりもステージまでの距離が近いのがこのシアターの特徴です。
少し高くて怖いですがよく見えるほうだと思います。
各座席について
各座席はOKAMURAの座席です。
このシアターの最大の難点、椅子の座り心地は良いものの前の座席との距離がかなり狭いです。
荷物を脚の前に置くとか隙間がありません。
公演中に荷物の出し入れもかなり周りの方の迷惑になると思います。
後ほど説明しますが、ロッカーも鞄やリュック等は入れる大きさがないので、このシアターに来るときは最小限の荷物でくることをお勧めします。
そして同じ列の奥の座席に行く人は手前の人が全員立って歩くスペースを空けてあげなければならず毎回毎回かなり面倒です。
そのたびに自分の荷物を持ち上げてスペースを空けて立つという行為はどうなのか?と思います。
おそらく後方席にもステージを近くに感じさせる設計にするために、各列の椅子の前のスペースがを極限に狭くしたのかと思われます。
東京ガーデンシアター コインロッカー
3Fと4Fの女性トイレの前にコインロッカーがあります。アリーナ席のトイレの傍にもロッカーがあります。
1回300円で使用可能です。ロッカーはかなりの数がありますが、このコインロッカーがとても小さくコートや少し大きめのカバン、リュックを入れることは不可能です。
貴重品や購入した小さなグッズ等しから入れることができません。
東京ガーデンシアター トイレ
トイレは新しいこともありとても綺麗です。そして個室も十分な量があります。
男性アーティストライブなどでは女性トイレがかなり列をなしますが、これだけの数があれば回転も速く素早くトイレを済ますことが可能です。
新しいトイレなのでウォッシュレットもあります。
まだパウダールームも数多くあり、化粧直し等も並ぶことなく使用可能です。
東京ガーデンシアター その他の施設
休憩所
5階の3階バルコニー席のホワイエはとても広いスペースがあり休憩している方が沢山居ました。
とても広くて解放感がありゆっくり休憩することが可能です。
ウッドデッキのベンチがありデザインもおしゃれです。
こちらで荷物の整理をする方も多くいます。
自販機
自販機は全くありませんでした。飲み物が必要でしたら、有明ガーデン内のショッピング施設で先に購入することをおすすめします。
公式HPでは売店があると記載されていますが、私が行ったときにはありませんでした。
ごみ箱
施設も新しいのでごみ箱も綺麗に整えられていました。
ごみ箱の使用不可や設置されていない場所も多くありますがこちらのシアターでは使用可能でした。
授乳室
子連れにとってシアターやライブ会場に授乳室を設置して頂けるのはとても嬉しいサービスだと思うのですが、使用不可でした。
比較的新しい施設には授乳室が併設されていることが多々ありますが、大概使用不可です。
子連れ等のイベントでしか使用できないのかもしれません。
喫煙所
親切にも喫煙所も併設されていました。とても小さいです。
そしてこの日は全館禁煙でしたので使用不可でした。
東京ガーデンシアター 音響について
音響はドームやアリーナにありがちな、ホワーンホワーンとした残響感や後ろから反響した不快な残響感は全くありませんでした。
ヤマハデジタルコンソール「RIVAGE PM7」、NEXO(ネキソ)の「STMシリーズ」ラインアレイをハウスのメインスピーカーシステムとして常設しています。
音響はとても良いシアターでありオペラ劇場のような座席配列も相まってとても臨場感があります。
まとめ~武道館との比較~
このシアターは武道館と同規模設定で建設されています。
私は何度か武道館にライブで訪れていますが、両者を比較すると音響は東京ガーデンシアターの方が圧倒的に良いです。
また、座席以外の施設、トイレや休憩所も東京ガーデンシアターの方が充実しています。
武道館は古いこともありトイレにはいまだに和式があります。
ステージの見え方は東京ガーデンシアターと武道館ではさほど変わりありません。
そして武道館はやはり東京の中心「九段下」にありアクセスがとてもよいです。
会場を出てすぐ地下鉄の駅があり、東京、新宿、渋谷にもアクセスが簡単にできるので東京ではかなり便利な会場です。
そして武道館はアーティストの聖地でもあります。
東京ガーデンシアターは併設されるショッピングモールや充実したフードコートもあり、温泉施設なども楽しむことができるのでライブ前後も楽しめる非日常感も味わえてとても良い会場です。
以上が東京ガーデンシアターの座席と詳細解説になります。
これからライブ等で行くことがある方の参考になったら嬉しいです。
東京ガーデンシアターの近所にあるZepp Diver City Tokyoの座席についてはこちら。
同じく2020年にオープンしたホール規模の「立川ステージガーデン」の解説もしています。
渋谷のど真ん中にあるSHIBUYA LINE CUBEの会場レポはこちら
千葉の幕張にある幕張メッセイベントホールの会場レポはこちら
また同じ5000人規模のライブ会場、パシフィコ横浜(国立大ホール)についても記事を書いていますので、参考になるかと思います
有明に来た際の宿泊ホテルのオススメはこちら。